ラットとマウスの違い【結論:違う生き物です】

ラットとマウスの違い ファンシーラットの基本情報

ラットとマウスは違う生き物

おはちゅ〜!ドブねずみの飼い主@Kです〜!

突然ですが、ラットマウスの違いを知っていますか?
ラットもマウスも「ねずみ」と一括りになっている方も多いのではないのでしょうか。

今回はその違いを知ってもらい、お迎えする上での参考になればと思います。

結論

飼い主@K
飼い主@K

ラットとマウスは違う生物なんです!

英語圏では大きなネズミを「ラット」小さなネズミを「マウス」と呼び分けることが多いそうです。
日本でも、ほとんどの方が一括りにされていると思います。

しかし、簡単にいうと、ラットは大型のドブネズミを改良したもので、マウスは小型のハツカネズミを改良したものになります。

分類上でいうと、「」が違います。

飼い主@K
飼い主@K

超簡単にいうと、基本的な体の構造や性質がほとんど同じだけど、ちょっと違う部分があるよということです。

分類について、詳しく気になる方は「生物 分類」とかで調べてみてください・・・。(今後それについても書いていきます)

主な違い

ここでは、身体的な違いと、飼育上での違いについて触れていきます。

身体的な違い

大きさ

まずは見た目で一番わかりやすいのは、「大きさ」です。

ラットの方が大きくて、マウスの方が小さいです。

ラット:約20〜25cm

マウス:約7cm


ほとんどの動物と同じように、オスの方が体が大きくなります。

そしてオスはキン○マがおっきい・・・・(圧倒)

飼い主@K
飼い主@K

ちなみにこの数字は尻尾の長さは入っていないよ!(デカッ!)

体重

もちろん大きさも違うので、体重も違います。

ラット:オス 300〜700g メス 200〜400g

マウス:オス 22〜45g メス 16〜40g

ファンシーラットも含め、ラットは結構大きいです!
初めて見た人はこの大きさに引くんだろうな〜・・・と思います(笑)

ただ、この大きさは個人的には触ったり、触れ合う時に安心します♡

胆嚢

そして胆嚢の有無です。

ラット:胆嚢なし

マウス:胆嚢あり

胆嚢は、肝臓で作られた胆汁を溜めておく働きをしています。

正式な名称かわかりませんが「無胆嚢動物」と言われており、馬やシカ、ゾウ、ラクダ、クジラ、リス、ヤマアラシなど、胆嚢がない動物が他にもいるようです!

胆嚢があるのとないので、体の機能にどんな違いがあるのだろうか・・・食性とかも関係してくるのかな?なんて思いながら、論文を色々と見ています( ˘ω˘ )

尿の匂い

ラット:(そこまで)気にならない

マウス:匂う(尿マーキングをする)

匂いについては、性別差飼育環境の差も大きいと思います。
個人的には敷材に気を遣っているおかげか、尿のにおいは全く気になりません。

ちなみにラットも尿マーキングをする個体もいます。

歯の形状

ラットもマウスも歯が伸び続けます。

ラット:縦断面がくさび状で,基部から先端部にかけて徐々に細くなる

マウス:縦断面は2段になっている、門歯の先端が鋭くえぐれて尖る

参考:マウス・ラットなるほどQ&A

歯の形状が少し違うようですが、普通に飼育する分にはあまり気にすることはないでしょう。

飼育上の違い

ラットの特徴

①飼い主を見分け、人に慣れる
実際に私もラットを飼っていますが、友人が来るとケージの奥に隠れますが、家族や知っている人が来ると、一緒に遊んだり、人に登ったりしています!

下水や沼地、河川に住んでいたドブネズミなので、湿気に強いが、乾燥に弱い

③喧嘩をすることなく、複数頭で飼育することができる
社会性のある動物なので、海外では、複数頭での飼育が推奨されています。
しかし、相性があるので、喧嘩をする場合もあります。同じケージで飼う場合には、相性をよく見てあげることも必要です。

マウスの特徴

①人を見分けることができず、懐かない
あくまで一般論ですが、手の上で寝たり、触られるのが好きな個体は少ないとされています。

②乾燥地帯に住んでいるハツカネズミなので、乾燥に強く、湿気に弱い

③多頭飼いには向かない
マウスには闘争本能があり、特にオス同士は激しく喧嘩をすることがあるので、単頭飼育が推奨されています。

最後に

以上がラットとマウスの違いでした。

あくまで一般的なデータなので、参考までにどうそ。

動物にも個性や性格があるので、一概に「こっちがいい、飼いやすい!」とは言えませんが、両方に共通して言えることは、最後まで大事に可愛がって欲しいということです。

ラットかマウスかで悩んでいる方の参考になればと思います( ˘ω˘ )✨

スポンサーリンク
タイトルとURLをコピーしました