ファンシーラットって何?
ファンシーラットは家畜化されたドブネズミです。
ファンシーラット(英: fancy rat)とは家畜化されたドブネズミであり、クマネズミ属のペットの中では最も一般的な種類である。「ファンシーラット」という名称は動物愛好(英語版)(英: animal fancy)または英語の動詞fancyに由来する。
Wikipediaより
ドブネズミだけど、「ファンシー」なんですよ。
なんてったって可愛いですからね・・・!( ˘ω˘ )✨
家畜化の歴史
ヨーロッパでは、18〜19世紀にラットを使った遊び(溝の中に入れたラットを猟犬に殺させたり、においで追わせるゲームなど)のために飼育下繁殖されました。それらの中にアルビノや黒、フーディッドなどといった変わった毛色のものがペットとしてのラットの起源です。
引用元:大野 瑞絵(2009)「ザ・ネズミ」誠文堂新光社(p.37)
かなり前から飼われるようになったんだね!
ドブネズミの分類
哺乳綱 〉齧歯目 〉ネズミ科 〉クマネズミ属 〉ドブネズミ
ドブネズミって正式名称だったんだね・・・!
分布
既に家畜化されているので、野生のファンシーラットはいませんが、原種であるドブネズミは、水辺や湿った土地に生息しています。
また、下水、地下街、食品倉庫、ゴミ箱など、食糧や水分が十分に摂取できる場所なら比較的どこにでも生息しているようです。
単純に「ネズミ」が好きだからドブネズミ見つけるとテンションが上がります。
ファンシーラットはどんな見た目?
まずはファンシーラットの基本データを紹介していきます
大きさ・体重
オスとメスで大きさが違います。
【体重】
オス:約300〜700g
メス:約200〜400g
大きめのハムスター(キンクマ)でも約150gくらいしかないことを考えると結構大きいことが分かるね!
【体長】
約20〜25cm
バリエーション
毛色(カラー)、柄、毛質(コート)、耳、目色など、バリーエーションがかなり多くあるので、たくさんの組み合わせの子から選ぶことができます!
【毛色(カラー)】
ブラック、ホワイト、ブルー、アグーチ、クリーム、ベージュ、 チョコレート etc..
【柄】
ハスキー、ヒマラヤン、フーデッド、セルフ、サイアミーズ、ブレイズ etc…
【毛質(コート)】
ノーマル、スキニー、レッキス、ヘアレス etc…
【耳】
ノーマル、たち耳、ダンボ
【目】
ブラック、レッド、ルビー、オッドアイ
ペットショップでは取り扱いが少ないため、ブリーダーさんのところを見ると、自分の好みの色や毛質の子を選ぶことができますよ〜。
バリエーションについては、私も過去にお迎えしたことがあるブリーダーさん「SHIPPOBANK」のHPに詳しく載っています!✨→興味のある方はコチラ
\ みんなで作る!ファンシーラットの写真集 /
食性
基本は雑食だが、魚類や肉類も好んで食べる。
ペットとして飼う場合には、一般的にはペレットと副菜を混ぜてあげている方が多い。
社会性
元々群れを作って暮らしており、とても社会性のある動物です。
そのため、海外ではラットを2匹以上で飼うことが推奨されています。
一緒に寝たり、遊んだりする姿は癒されます♡
寿命
感覚
視覚以外の「聴覚」「嗅覚」「触覚」が発達しています。
その中でも特に「嗅覚」が発達しており、ファンシーラットではありませんが、ネズミはその優れた嗅覚で、火薬をかぎ分け地雷を感知したり、結核の診断をすることができます。
繁殖について
【性成熟】
オス、メス共に4〜5週齢
オスは、性成熟するといつでも繁殖が可能になります。
一方、メスは定期的に発情期がきて、発情している反応(ロードシス反応(反射)が起こり、その際にのみ繁殖が可能です。